最近テレビ番組で紹介され、話題になっている帳消しダイエット。
管理栄養士の伊達友美さんが提唱するダイエット法で、食べ過ぎてしまっても、あるものを摂取することで帳消しにできるというダイエットなのです。
覚えておくとダイエットに役立つ帳消しにできる食べ合わせをご紹介します。
帳消しダイエットのしくみは
ダイエット中には控えたい糖質や脂質。しかしそれぞれには脂肪燃焼させやすい栄養素があり、それをプラスして食べることで体脂肪となることを防ぎます。
つまり、それぞれ食べ物の痩せやすい食べ合わせを覚えておき実践していくと、自然と痩せやすい体質へと変化していくのです。
帳消しダイエットの要・食べ合わせ
パスタにはリンゴ
パスタには糖質が多く含まれていることは多くのダイエッターの方はご存じだと思います。
糖質をとると血糖値が上昇し、糖を体脂肪に変えるホルモンのインスリンを大量に発生させてしまいます。
リンゴを食べることでリンゴに含まれるオモスチンという成分が糖質をエネルギーに変え、代謝をあげてくれるのです。
リンゴをすぐに食べられない場合は100%のりんごジュースでも代用できるので、家に常備しておくと安心ですね。
焼き肉にはブラックコーヒーorウーロン茶
焼肉の油は飽和脂肪酸という、体脂肪になりやすい脂の為、ダイエット中は控えたい食事のひとつ。
そんな焼肉ですが、ブラックコーヒーを飲むことで、コーヒーに含まれるメラノイジンという余分な脂質を吸着して排泄を促す効果のある成分により、焼き肉の脂が吸収するのを押さえてくれます。
コーヒーが苦手なかたはウーロン茶でも代用できるそうなので、実践しやすいですね。
ラーメンにはバナナ&豆乳。
ラーメンのスープには多くの塩分が含まれており、むくみの原因となります。
バナナや豆乳にはカリウムが含まれており、塩分の排泄を促し、むくみを解消してくれます。
お好み焼きにはわかめスープ
野菜がたっぷりに見えるお好み焼きには意外と糖質や脂質が多く含まれています。
わかめスープをとることでわかめに含まれるアルギン酸が脂質と糖質の吸収をおさえ、排出させる効果があります。
お酒にはカレースープ
お酒を飲むと肝臓がアルコールを分解するのですが、飲みすぎてしまうと分解機能が低下し、脂質や糖質を分解しきれず、体脂肪に変わってしまいます。
カレーに含まれるターメリックは弱った肝臓をいたわる働きがある効果があり、お酒をのむダイエッターの強い味方になってくれます。
やせにくくなった人の伊達式食べやせダイエットレシピ (オレンジページムック からだの本別冊)