湯ざましを飲むだけで痩せるという「白湯ダイエット」。本当に痩せるの?と半信半疑の方も多いと思います。
白湯ダイエットが痩せるワケと正しいダイエット方法を知って、あなたも挑戦してみませんか?
白湯ダイエットってなに?
「白湯」とは「さゆ」と読み、一旦沸騰させて冷ました、「湯ざまし」のことです。
白湯ダイエットとは、そんな白湯を飲むだけで、痩せやすい体質へ導くという方法。
元々インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」がルーツであると言われていて、女優の米倉涼子さんや深田恭子さん、ベッキーさんなどが実践されているということで大変話題になりました。
誰にでもすぐに始められる手軽さですが、奥が深い白湯ダイエット。一体なぜ痩せるのでしょうか。
白湯ダイエットでなぜ痩せるの?
血行促進効果
白湯を飲むことで、胃腸などの内臓が温められ、飲んですぐに全身の血のめぐりがよくなります。
内臓温度が1℃上がると、基礎代謝は10~12%上がると言われ、脂肪燃焼効果が高まり、痩せやすい体になるのです。
利尿作用効果
白湯を飲むと、体内で滞っていた余分な水分を尿として排出されます。逆に冷たい水の場合、体に溜めこみ、むくみの原因となります。
白湯を飲むことで、むくみ解消が期待できます。
デトックス効果
白湯を飲むことで内臓が温められ、胃や腸などの働きがアップし、消化作用が促進されます。
その結果体内の老廃物が外に排出され、肝臓や腎臓などの機能もさらにパワーアップし、体内の浄化(デトックス)につながります。
ダイエット効果を高める白湯の正しい作り方
インドの伝統医学アーユルヴェーダの知識をとりいれた白湯ダイエット。
アーユルヴェーダによると、水(カパ)・火(ピッタ)・風(ヴァータ)の3つのバランスを保つことが大切と考えられています。
1.やかんや鍋で湯を沸かす
できれば、ガスの火で沸かすのが良いそう。手軽に進めたいかたは電子レンジでもOK。
1日分作るのであれば800mlよりすこし多めの水で作りましょう。(蒸発分があるため)
2.沸騰したら蓋をあけ、10分間火を止めずに加熱
しばらく沸騰させ、「風」のエネルギーをとりこむ。また、蓋をあけて沸騰させることで、不純物が取り除かれ、味もマイルドになるという効果もあります。
3.カップに注ぎ、湯を冷ます
カップに注いで、50℃前後になるまで待ちます。水で薄めるのはNGとされているのでやめましょう。
朝1日分の白湯をつくり、残りをポットなどに入れて飲むのはOK。
白湯の効果的な飲み方
白湯ダイエットは、白湯を1日かけて800ml程度を目安に、少しずつ飲むのが効果的です。
1回に飲む量はコップ1杯分(150cc)程度。10分~20分、ゆっくりと時間をかけて飲みます。
まずは起きぬけに1杯からスタートしましょう。
胃腸が冷えている朝、温かい白湯で消化力を高めます。白湯を飲んで30分後ぐらいに朝食を食べるのがベストなタイミング。
胃腸の消化機能が活発になり、食べた物が消化されやすくなっています。
毎食時に各1杯
3度の食事時に、ゆっくりと飲むと効果的。最初はまずく感じる場合がありますが、老廃物が排出されると、甘く感じるようになります。
白湯ダイエット、注意することは
白湯の飲みすぎや一気飲みは避けましょう。胃液を薄めてしまい、消化機能を低下させたり、むくんだりする場合があります。
白湯のアレンジは
本来は何も加えないものですが、アレンジとして、「しょうが入り白湯」や「レモン汁入り白湯」などもOK。
最後に
簡単そうで、奥が深い白湯ダイエット。シンプルですが体によさそうですね。
白湯ダイエットは1週間ほどで効果を感じられるそう。私も冷え性なので、チャレンジしてみたいです。