2016年9月25日の「プロから学ぶ生活術ダメ出し!」では、腸内フローラを整え、NK細胞を活性化、そして免疫力をアップさせる方法を教えてくれました。
最近耳にする腸内フローラ、そしてNK細胞とは?
今回、腸内フローラやNK細胞について教えてくれたのは秋津壽男先生。
芸人のバイきんぐ西村さんの食生活にダメ出しをしていました。
免疫力が落ちていた腸の状態とは
西村さんは毎日ビールをジョッキで5杯~10杯飲み、塩分多めの食事が続くとのこと。
また、慢性的に下痢気味だとのことでした。
これを聞いた秋津先生は、腸の環境が良くなく、免疫力が落ちていると指摘。
実際に血液検査をしても、やはりNK細胞の活性度が落ちていることが判明しました。
NK細胞ってなに
NK細胞と言うのは、ナチュラルキラー細胞の略。
体内にウィルスなどの外敵をみつけて撃退してくれる、心強い細胞なのです。なんと初期であれば、ガン細胞もやっつけてくれます!
NK細胞は腸の働きが落ちてくると弱ってくるのだそう。
そして、西村さんのように、慢性的な下痢の人は過敏性腸症候群の可能性があり、慢性の下痢が続くと腸の免疫力が下って癌になりやすくなるそうです。
NK細胞を活性化させる腸内フローラとは
NK細胞を活性化させるには腸内フローラを整えることが大切。
腸内フローラとは、人間の腸の中にある細胞群のことで、約1000種類500兆個もあります。
腸の中には免疫細胞の約70%が集まっていて、まさに腸内フローラは免疫力の要!
腸内細菌には大きく分けて、3つの菌があります。
善玉菌
悪玉菌
日和見菌
この3つの菌のバランスが免疫力を左右するのです。
理想的な環境は善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7。
様々な乳酸菌をとりいれることでバランスを整えることが大切。
R-1乳酸菌で腸内フローラを整えよ!
番組では順天堂大学奥村康教授の元を訪れて免疫力を高めるための乳酸菌を教えてもらっていました。
NK細胞を活性化させるのに、特にいい乳酸菌はR-1乳酸菌とのこと。イギリスの学術市にも、R-1乳酸菌がNK細胞を活性化させるという研究が掲載されました。
奥村教授によると、EPSという、R-1乳酸菌に含まれる多糖体が、普段活動していない状態のNK細胞を呼び覚ますのだそう。
秋津先生のおすすめ「ヨーグルトと野菜のサラダ」のレシピで腸内フローラを整える
材料
ヨーグルト
きゅうり
トマト
セロリ
塩
コショウ
作り方
材料を食べやすい大きさに切り、全て混ぜ、塩、コショウで味付けするだけ。
野菜の繊維と、オリゴ糖、ビタミンが一緒に摂れるのがおすすめポイント。
最後に
ダイエットや健康に、今大注目の腸内フローラ。色々な種類のヨーグルトを食べたりして、日和見菌を増やすのが大切だと感じました。
また、家族のためにもなるべくR-1乳酸菌を常備しておきたいとおもいます!
以前世界ふしぎ発見で紹介された乳酸菌飲料。お米で作られているので乳製品アレルギーがあってヨーグルトが飲めない方にもおすすめ。