「家庭の医学」で特集された押し麦、大麦、もち麦・違いって何?


2016年6月15日「たけしのみんなの家庭の医学」で動脈硬化予防や、悪玉コレステロール値を下げる食材として紹介された大麦。

少し前にダイエット効果の高さから大人気のもち麦と何が違うのでしょうか?

押し麦、大麦、もち麦などの名前を聞いたことかありますか?

一体それらはどう違うのでしょうか。

押し麦と、もち麦、どちらも大麦の仲間です。

米に「うるち米」、「もち米」があるように、麦にも「うるち性」のものと「もち性」のものがあり、押し麦はうるち性、もち麦はもち性です。

押し麦は麦では最もスタンダードで、真ん中にある黒条線が特徴です。

蒸気で柔らかくした後、吸水を良くするためにローラーで平たくします。これにより、お米と一緒に炊いても同じような硬さに炊き上がるのです。

もち麦はうるち性のものに比べ、モチモチ、プチプチとした食感が特徴です。ただしこれは、精麦の度合いにより、食感も変わってきます。各メーカーが独自に調節した精麦度合いにより、モチモチが少なかったりします。

そして外皮を完全に取り除く押し麦に対し、もち麦は外皮を少し残す場合が多いです。これにより、もち麦の方がβグルカン(食物繊維)をより多く含みます。

大麦βグルカンの効果を期待して食事に取り入れるなら、やはりもち麦の方が優れているようですね。

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慈恵大学病院の美味しい大麦レシピ

 ・大麦入りネバネバ小鉢

1.摩り下ろした山芋に、茹でた大麦を加え混ぜる。

2.納豆、メカブ、茹でたオクラを和える。

・大麦の豆乳スープ

1.鍋に湯を沸かし、細かく切った人参と、チンゲン菜の茎の部分を入れる。

2.柔らかくなったら、茹でた大麦、水煮大豆、鶏がらスープの素を入れる、豆乳を加える。

3.一煮立ちしたらチンゲン菜の葉の部分、塩胡椒、を加える、水溶き片栗粉でとろみをつけ完成。

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