2016年6月12日放送の「この差ってなんですか?」の第3位から第1位をまとめてみました。
第3位 食べるヨーグルトと飲むヨーグルトの差
原材料はほとんど一緒なので、同じ量であれば乳酸菌の数や働きもほとんど差がない。
作り方の違いにより「固形」と「液体」のヨーグルトになるそうで、飲むヨーグルトは水を入れていたり、固まらない様になにか添加したりしているわけではないそうです。
ヨーグルトの作り方は原料となる生乳やバターなどを混ぜ、加熱殺菌し、培養する。
(培養とはヨーグルトの素になる乳酸菌を入れてどんどんと増やしていく工程)
この後、食べるヨーグルトと飲むヨーグルトに工程が分かれていく
食べるヨーグルトは、容器に乳酸菌を入れた液体を入れ、固まる前にフタをする。
その後およそ40℃の発酵室に数時間置くことで、乳酸菌の働きにより固まっていく。
一方、飲むヨーグルトは、容器に入れる前に高温のタンクの中で発酵させ、先に固める。そこで出来上がった固まったヨーグルトを細かく砕いてドロドロの液状にし、それを容器に入れる。
第2位 ふりかけとおにぎりの素の差
ご飯の水分で具材がもどるかもどらないか
おにぎりの素は水分で具材が乾燥前の状態に戻るのに対し、ふりかけはご飯の水分では元の状態にもどらない。
ふりかけはご飯にかけた時が一番おいしい状態で、サクサクとした食感が楽しめる。一方おにぎりの素はお弁当などおにぎりで使う事が多いので、時間をかけて戻すことで、より美味しく食べられるようになっいる。
にぎってから30分後に味が染みわたる様に計算されているのだとか。更に、おにぎりの素は、おにぎりの水分により味がぼやけないように、ふりかけより具材が大きく味が濃くなっている。
第1位 IHで使える鍋と使えない鍋の差
火を使用しないため、子どもやお年寄りでも安心と、近年ガスコンロに変わり普及しているIH。
磁石がくっつく鍋かどうか
IHで使える鍋は磁石がくっつき、使えない鍋はくっつかない。IHで使える鍋というのは鉄やステンレスでできており、それらの中には磁石がくっつく素材がたくさん含まれているから。
一方、IHで使えない鍋はアルミや銅など、磁石にくっつく素材があまりふくまれていない。
なぜ磁石がくっつく素材が含まれるとIHで使えるのか
IHの内部には磁力発生コイルというものがあり、電源を入れるとそこに磁力が発生する。その上にIHで使える鍋を置くと、鍋の中に電流が発生し、その電流が磁石にくっつく素材などにあたる事で、摩擦によって発熱する仕組み。
磁石にくっつかない鍋は、電流は発生するものの、摩擦がおきにくく、発熱しにくいのだとか。
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