もうすぐ梅雨の季節。小さいお子さんをお持ちの方は、雨の日にどうやってすごすか悩みませんか?
ついついテレビやDVDなどにたよりがちですが、雨の日だからこそできる過ごし方もあるので、雨をお子様と楽しんでみましょう。
家の外ですごす
児童館や図書館など定番の場所に行ってももちろんいいのですが、毎回だと飽きてしまいますよね。それでもやっぱり子どもはお出かけが大好き。こんな場所に出かけてみては?
雨の散歩
晴れた日とは全く違った経験のできる雨の日の散歩。傘をさしたり、レインコート、長靴などを着用するだけでも子どもはわくわくするもの。
濡れてもいい日、という気持ちででかけ、わざと水たまりを思いっきり踏んで歩いたり、花や草木が雨にぬれているところや溝に水が流れているところを観察したり。雨のしずくが落ちる音を色んなところで聞き比べるのもたのしいですよ。
カタツムリや虹が見られたらラッキーですね。
また、雨の日は危険が多いものです。滑りやすいし、車は視界が悪くなったり、傘をさして自転車に乗っている人なんかもいます。そういう事を、実際に外に歩いて教えましょう。聞くだけと実際に経験するのとでは大きく違ってきます。
濡れた傘やレインコートのしまい方など、子どもにとってはすべてが勉強なのです。
ホームセンターなどのペットショップ
犬や猫、熱帯魚や鳥など、色々な動物がいるペットショップは長時間すごせる穴場。
ホームセンターは広いので、子どもにとっては意外とたくさん歩けて運動になります。
ぜひ、ワンワン、お魚、ではなく、正式な名前を教えてあげましょう。
地域のプール
自分の子供の年齢でも入れるところがないかチェックしてみましょう。
子どもだけでなく大人もいい運動になり、リフレッシュできます。
家の中ですごす
ブロック、ぬりえやお絵かき、工作などで遊ぶことが多いですよね。掃除やお料理のお手伝いは意外と小さなお子さんでも出来ることが多いのでおすすめです。
窓ガラス・網戸を掃除
普段は忙しくてさせていない掃除だからこそ、やらせてあげると子どもは楽しいもの。
窓ガラスは、まず、濡れタオルで拭いてから、新聞紙をくしゃくしゃに丸めたもので磨いてみましょう。ピカピカになりますよ。
また100均で売っているペットボトルに取り付けるワイパーも楽しくておすすめ。飲み終わったペットボトルに水を入れてペットボトルの側面を押すとワイパーの根元から噴出され、それをワイパーで拭き取るという仕組み。
ワイパーだけのものも売っていますので、その場合はスプレーで窓を濡らして拭き取ってみましょう。
大丈夫そうなら、洗剤を混ぜた水にすると、より綺麗になるので挑戦してみてください。
また、割り箸にタオルを巻きつけて窓ガラスの隅などの細かい部分を掃除してもらうのもいいですね。熱中してやってくれるでしょう。
雑巾がけ
初めての雑巾がけはぜひ白い雑巾でさせてあげてください。どんどん黒く汚れるとやる気がグンとアップします。
また、雑巾をしぼったり、膝をつかずにお尻を上げて床を拭くという動きは様々な筋肉を使い、とてもいい運動になります。
最近の、特に都会に住む子どもは歩いたり走ったりする機会が極端に減っていて、足の指5本がしっかり床につかない「浮き指」が増えているのですが、雑巾がけはしっかり足の指も使うので「浮き指」対策にもなり、一石二鳥なのです。
お料理
粉や牛乳を混ぜる、バナナをつぶすなど、小さいお子さんにでも意外とできることはあるんです。
クッキーなら材料がホットケーキミックスや薄力粉、バター、砂糖の3つから作れるものもたくさんあります。インターネットでレシピを検索すればたくさん出てくるので挑戦してみては?
ゼリーやプリンの素などを使えばさらに簡単に手作りお菓子が作れます。
クレープやサンドイッチなども、好きな具材をはさんで食べると楽しいですよ。
ぜひお菓子作りの前か後には「しろくまちゃんのほっとけーき」「ぐりとぐら」などのおいしそうなおやつの出てくる絵本を読んであげてくださいね。
まとめ
次回雨がふったらあれをしよう!と思えることを見つけると、憂鬱な雨も楽しみになるかもしれません。
子どもも大人もリフレッシュできる一日になればいいですね。