東京海洋大学名誉博士で、魚に関する豊富な知識で人気のさかなクン。彼が7月16日から全国ロードショー予定のディズニー/ピクサー最新作「ファインディング・ドリー」の字幕版&吹替版の海洋生物監修を務めることが発表されました。
ピクサー作品は外部に監修を依頼する事はなく、異例の抜擢となりました。
同作は興行収入110億円を記録する大ヒットを記録したディズニー/ピクサー映画「ファインディング・二モ」の13年ぶりの続編。
今回の主人公は、前作でも人気を博した忘れん坊のナンヨウハギのドリー。親友のニモたちと、自分のルーツを探す冒険を描いています。
さかなクンは、貝にも眼点という目に当たるものがあるというアドバイスをしたり、マグロがマカジキなのにカジキマグロと表記されていたのを指摘したり、水温を「摂氏22度」という表現から「温度22度」に訂正するなど、細かな視点と豊富な知識で監修しました。
そして監修だけでなく、マンボウ役の声優も務めることに。さかなクンが大好きなハコフグと同じフグ科のマンボウということで、「マンボウちゃんは世界で最も大きくなるフグの仲間ですので、おお~こんな偉大なマンボウちゃんの役をいただけてうれしい!」と喜びの声を上げています。
<a href="https://youtu.be/QELNm-Zjwjo">https://youtu.be/QELNm-Zjwjo</a>
ちなみに吹き替えは前作から引き続き、マーリンは木梨憲武、ドリーは室井滋が担当します。
さかなクンのプロフィール さかなクンってどんな人?
本名 - 宮沢正之(みやざわまさゆき)
生年月日 - 1975年8月6日
出身地 - 東京
出身校 - 日本動物植物専門学院
東京海洋大学にて魚類学を研究。カブトガニの人工孵化に成功、西湖でのクニマスの発見に貢献するなどの業績があります。
お父様は『武闘派』の異名を持つプロ囲碁棋士の宮沢吾郎九段。
結婚して子供がいるという噂がありますが、金スマや、おしゃれイズムなどに出演した際に結婚はしていなと言っているのでガセネタのようです。
彼のトレードマークの帽子。これは、テレビ局のディレクターに言われた「印象が薄い」という言葉がきっかけで、当初着ぐるみも考えていたそう。
魚屋さんの水槽で、ハコフグが他の魚に迫害されながらも懸命に泳いでいたのを幼少期に見て心を打たれた事を思い出し、ハコフグに元気をもらおうと5面図を描いて作ってもらったのだとか。
ちなみに帽子は夏用、冬用、水中用、教壇用、クロマキー用の5種類あるそうです。
また、絵が上手いというのも有名で、イラストレーターとしても活動されています。
また、「水槽学部」と勘違いして入ったという「吹奏学部」では、中学ではトロンボーンを、高校ではバスクラリネットを吹き、サクソフォンとコントラバスクラリネットの演奏にも長けているそうです。
キリン「氷結」のCMでサックスプレーヤーとして、東京スカパラダイスオーケストラとのセッションを披露し、そのギャップで世間を驚かせました。
<a href="https://youtu.be/ZGlhrqXC5tw">https://youtu.be/ZGlhrqXC5tw</a>
最後に
とっても多才で魅力たっぷりなさかなクン。映画の監修や吹き替えと、さらに新しい一面を見せてくれそうですね。