2016年5月31日の「林修の今でしょ!講座」は【梅雨】の時期に林修が学びたかった講座の3本立て!豪華3時間スペシャル!
その中で紹介された「カビ・ダニ」対策講座としてカビ・ダニを退治する正しい掃除法、発生しやすい場所をまとめてみました。
「カビ」の対策法
林修が本気で聞きたいカビの質問
台所編
Q.カビが生えてもそこを除けば大丈夫?
A.少しでも生えていたら処分!カビの菌糸には透明なものも多いので、見た目では判断がつかない。
Q.加熱すれば大丈夫?
A.加熱しても一部のカビ毒は壊れないのでダメ。
Q.体に害を及ぼすカビは?
A.ケニアで100人が死亡したアスペルギルス・フラバスというカビには強い発がん性があるが、日本は食物の管理が良い為流通する事はない。
日本でも、リンゴに生えるパツリンというカビの物質は毒性があるため、一部にカビが生えていたら全部捨てるのが良い。
実験でカビの生えたいちごのパックを開封した時にカビの胞子が舞い上がる様子が映し出されていました。
目に見える青いカビの胞子は舞い上がりやすいので注意。早めに捨てましょう。
Q.そばに置くだけで防かび効果が期待できる食品は?
A.ワサビ
ワサビに含まれる辛み成分「アリルイソチオシアネート」は抗菌・防かび効果が期待できる。
またトウガラシにも防かび効果がある。
風呂編
Q.浴室で洗濯物を干すとカビだらけになる?
A.綺麗にしている浴室にもカビはいます。しかし浴室乾燥機を使うとカビは生えない。
浴室乾燥機は40℃以上の温風が出て湿度が低くなり、カビが生えづらい環境になる。
Q.浴室乾燥機がない家庭はどこで部屋干しすればいいのか?
A.広い部屋でエアコンを除湿にする。
Q.浴室自体のカビ予防法は?
A.市販のカビとり剤を使ってカビの根の奥まで殺菌することが大事。こするだけでは不十分です。
風呂上りに水をまくのも、カビの栄養源である湯垢や石鹸カスを取り除くので効果的。また、100円ショップにも売っている水切りワイパーは簡単に水を取り除ける。
リビング編
Q.エアコンの中はカビが多い?
A.エアコンの中にいっぱいあるホコリのなかにもカビがいてる。エアコンのケアをしないと部屋中にカビを撒き散らしている可能性も。
Q.エアコンの電源を切る前にやった方が良いことは?
A.15分間送風モードにする。
自動クリーニング機能がないような古いエアコンはカビを増殖している。古いタイプのエアコンは、内部の洗浄を2年に1回は行うと良いとのこと。
Q.寝ている時にはカビを吸い込んでいる?
A.吸い込んでいる。
布団の中にもホコリとカビはあり、また寝ている時にはコップ1杯分の汗をかいているのでカビが生えやすい。
健康な人であれば免疫力があるため、カビを吸っても吐き出すことができるが、免疫力が落ちていると肺の中で増殖し、肺炎のきっかけにもなる。健康な人でも大量に吸いすぎると呼吸器系のアレルギーになってしまう。マスクをするのもある程度は予防になる。
Q.布団のカビ対策は?
A.1.布団を干して乾燥。
2.布団用掃除機で吸い取る
クローゼット編
Q.カビ臭い衣類をクローゼットに入れておくと他の衣類にうつる?
A.もちろんうつる。カビ臭いものにはカビが生えている。
主な原因としては
1.衣類と衣類が直接くっついている
2.カビが胞子を飛ばして他の衣類に付着
Q.クリーニングに出して帰ってきた時のビニールのカバーは取った方が良い?
A.衣類にこもった湿気にカビが発生するのでとる。
Q.普段気を付けることは
A.衣類を詰め込まない。外出時には扉を開けておいて換気を良くする
Q.カビが生えやすい衣類は?
A.ウールや綿などの天然もの。そこに汚れがあるともっと生えやすくなる。革ジャンもカビは大好物。