女子バレーボールドミニカ戦、鍵はマルティネス、カスティージョ

2016リオ五輪 女子バレーボール世界最終予選が、5月14日より開幕しました。
本日5月20日19時からはドミニカ共和国との対戦となっています。
はたしてドミニカ共和国の強さはどれくらいなのでしょう?

ドミニカ共和国の武器は高さ

ドミニカ共和国の世界ランキングは7位。対する日本は5位となっています。
格下だから安心、とは言えない事は先日のタイ戦で痛感したことと思います。
世界ランキング13位のタイとフルセットにまでもつれ込む大接戦でした。
ドミニカ共和国ロンドン五輪では5位に入賞、また2014年の世界選手権では、第一次予選では5戦全勝し、最終の3次ラウンドでは強豪ブラジル、中国と同じプールに入り、惜しくも決勝ラウンドには進出できませんでしたが、5位という成績を収めています。

ここまで躍進した理由はなんだったのでしょうか。

ドミニカ共和国の強みは何と言っても高さにあります。
ドミニカ共和国の女子代表平均身長は175cmで、日本女子平均身長を8cm上回っています。
中でも注目したいのはB.マルティネス選手
身長201cm、スパイクの最高到達点は実に330cm!
日本が苦しめられた韓国のキム・ヨンギョン選手の307cmをはるかに上回る高さなのです。
ジュニア時代からドミニカ共和国の代表として様々な試合に出場し、個人の賞を総なめにしており、2015年のU-20世界選手権ではドミニカ共和国を初の優勝に導き、自身もMVPとベストスコアラーに輝いています。
2mの高さからたたきつけるようなスパイク、そして強烈なバックアタックにも要注意です。

世界一のリベロ

一方で、ドミニカ共和国の弱点は守備の弱さと言われていました。
しかし近年着実に力をつけてきている背景には強力なリベロの存在があるようです。
ドミニカ共和国リベロブレンダ・カスティージョ選手は現在、世界No.1リベロと言われています。
身長167cmと小柄ながら、ロンドン五輪ではベストリベロとベストディガーの2冠に輝いており、ドミニカ共和国代表の守備の底上げに貢献しています。

木村沙織選手のケガは?

17日の韓国戦で右手の小指を負傷した木村沙織選手。
骨折したのではないかという心配の声も多くあったようですが、脱臼であったことが判明しました。
やはり木村沙織選手の姿がコートにあると安心感がありますね。
ドミニカ共和国のような高さや大胆なプレーで勝負するチームには、木村沙織選手のような緻密なプレーは有効ではないかと思います。

まとめ

高さに加え守備も実力を上げてきているドミニカ共和国
今大会では予想外の連敗となっていますが、実力のあるチームなので油断は禁物です。
チーム一丸となって頑張ってもらいたいですね。
頑張れニッポン!!

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